
紙芝居「お豆の気持ち」
平成18年(2006)の秋、仙台市内にある朴沢学園明成高等学校調理科の高橋信壮(のぶたけ)先生がジョウセンを訪れました。
平成17年に「食育基本法」が制定・施行されたことを踏まえ、調理科の学科内にリエゾンキッチンという地域連帯部門を作り、地域の食育活動を開始したこと。
平成18年の夏にみやぎの伝統食品「仙台みそ」の由来と地域の文化や歴史などを伝える食育紙芝居「お豆の気持ち」を制作し活動を行ってきたこと。
そしてこの紙芝居の製作がきっかけになり、生徒から「仙台みそを豆から育て商品化し、販売してみたい。」との声が上がり、協力要請されました。
ジョウセンは、この話に感動と共感を持ち、すぐに協力することになりました。

食育紙芝居「お豆の気持ち」
今年度のレポート(2010/07/03)
仙台みそを造っちゃおう
平成19年(2007)、明成高等学校調理科リエゾンキッチンの「仙台みそ」と地域食材の地産地消に特化した食環境デザインプロジェクトがスタートしました。
6月、仙台市泉区の大豆生産者組合の協力で、生徒たちと一緒に「ミヤギシロメ大豆」の播種作業を開始。夏休みにみその勉強会と手造りみそを体験、12月初旬に大豆を収穫しました。
平成20年(2008)3月、わさび沢工場でリエゾンキッチン「ミヤギシロメ大豆」と「ひとめぼれ米」を使った、「仙台みそ」を仕込みました。
そして誕生したのが「お味噌の気持ち」仙台みそです。この話は、新聞・テレビ・マスコミで報道され大きな話題となりました。

【作り方】
笑顔のスプーンに10g程度の味噌をのせます。麩や海藻などの具財で笑顔をトッピング。大切な誰かの笑顔をイメージして楽しく作ってね!
【召し上がり方】
カップかお椀に入れてお湯かだし汁を注ぐと「笑顔溶け込むおいしい味噌汁」が完成!ゆでた野菜やねぎなどをお好みの具材も入れてくださいね
MISO de SMILEみそでスマイル
さらに生徒たちは進化します。子供たちならではの一風変わった即席みそを考案しました。見た目にユニークなキャラクターを作り即席みそ汁にするという「MISO de SMILE」を考案(実用新案登録)しました。
明成高校調理科リエゾンキッチンの食育紙芝居「お豆の気持ち」から始まった取り組みが、仙台みそ「お味噌の気持ち」を造り、そして販売され、「MISO de SMILE」キャラクター即席みそ汁を生み、おみそで世界のみんなも笑顔にしたいという気持ちが、豊かな食環境「みんなの気持ち」へつなぎ、“Think Globally Act Locally!”みやぎから世界へ!と拡がりを見せているのです。

温故知新「ほんもの一筋」の進化
この三つの提案が簡単に受け入れられては大変な時代になってしまいます。日本独自の「みそ」と「しょうゆ」は、日本食に欠かせない調味料、日本人の健康に大切な食品、日本人のDNAです。この魅力を知った世界の人々が使うようになり、ファンがどんどん増えているのです。
私たちは、もう一度「食」を見つめ直し、「ほんものの美味と健康」を取り戻して、大切なものを守り続けたいと考えています。
実は、これらの提案は、「ほんもの」を取り戻して欲しいという願いから開発された商品なのです。
ジョウセンは、これからも食の「温故知新」を常に考え、新しいものを提案し、そして大切なものは守る「ほんもの一筋」の進化を目指します。
すがたをかえる大豆
「すがたをかえる大豆」をご存知ですか!? これは仙台市の小学三年生が習う国語教科書の教材東北大学の農学者「国分牧衛(こくぶんまきえ)」教授がお書きになったものです。その内容の一部を紹介しましょう。
「わたしたちの毎日の食事には、肉、野菜など、…多くの人がほとんど毎日口にしているものがあります。それはなんだか分かりますか。それは、大豆です。…(中略)…大豆はみそになります。…(中略)…大豆は味もよく、畑の肉といわれるくらいたくさんのえいようをふくんでいるからです。…大豆の良いところに気づき、食事に取り入れてきた昔の人々のちえにおどろかされます。」
仙台っ子は、豆腐、煎り豆、納豆、きな粉、枝豆、煮豆、もやし、みそ、しょうゆに変わり、栄養ある食品になることを学びます。また、大豆を育てたり、豆腐や納豆、みそづくりなど、いろいろな体験もします。
ジョウセンは、子供たちと一緒にみそづくり教室を行って、食の大切さを教えています。



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