
みそ汁の登場
奈良・平安時代、みそは高級品で、食品につけたり、そのままなめたりして使われていたといわれます。
それが庶民に食べられるようになったのは、鎌倉時代に入ってからのことです。中国から来た僧がみそをすりつぶして、お湯に溶くようになったことからみそ汁が登場しました。
みそを水に溶けやすくしたことで、具(実)を入れて、おいしく食べる加熱調理法ができ、みそをもっとも活かした「みそ汁」として、一般の人々に広まっていきました。
これはみその持つ特性を最も活かした料理法です。みそを水に溶かすとコロイド状のもやもやと浮いている不溶性物質が、味覚の刺激をやわらげてくれます。さらに熱を加えることで、粒子が結合する吸着性によって、具やだしの旨みも引き出し、みそがおいしく味わえるのです。
みそ特性を一つずつ簡単にまとめた表ですが、それぞれの特性が絡み合い有効な働きをして、おいしさと健康を作り出してくれます。


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